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※PWCとは、(パーソナルウォータークラフト=「水上オートバイ」)の略語。 1.準備は万全ですか?
● 自分の身を守るために 体温を保ち体力の消耗や強烈な水しぶきから身体を保護してくれるウェットスーツ等を着用しましょう。 ライフジャケットなしでの走行は法律違反ですし非常に危険です。ライフジャケットを着用していたことにより、死亡事故に至らなかったケースも多々あります。水面に出る時は、必ずライフジャケットを着用しましょう。 メーカーの推奨するプロテクターを身に付けましょう。プロテクターには、アイプロテクター、グローブ、ブーツ、ウェットスーツなどがあります。また、ウェイクボード等で遊ぶ時は、ボーダーも必ずライフジャケットを着用しましょう。
● 事前チェックも忘れずに 出艇前にガソリンやオイルの残量等のチェックの他、必ず行なわなければならない必須点検項目があります。 1.ポンプ及びポンプカバーの清掃・点検 2.船体の損傷確認 3.ビルジの排出、ドレンプラグの締付け 4.ステアリング、シフトレバーの確認 5.スロットルコントロール 6.ファスナ確認 7.ホースの接続確認 8.キルスイッチ、ストップボタンの確認
また、日頃から整備し、ベストコンディションで使用出来るようにしておきましょう。走行中のPWCには波等により大きな力が加わるため、それを操る人にはそれなりの体力が要求されます。出艇前に体調の確認と準備運動を忘れずに行いましょう。
● 天候は前日からチェックしよう 安全の為にも楽しく遊ぶためにも、せっかく来たのに天候が悪くて乗れないようでは悔いが残ります。そうしないためにも前日や当日の朝出発するまでに、テレビやラジオ、新聞などで天候の確認をしましょう。 また、現地では雲や風向きなどで天気の変化について地元の人に聞くことも役に立ちます。
2.出艇は連絡を取り合える仲間と一緒がいいね
● もしものことを考えましょう 遠出をする時は、できる限り複数のPWCで出艇したいものです。複数での走行時は、近くを走行している他のPWCがいつ変針や転倒しても十分に避けられる距離を持つことが大切です。定員オーバーは法律違反となるばかりでなく、安定性や旋回性等に影響を与えるため大変危険です。 PWCは転倒することが前提になっています。必ずパートナーとなる仲間と走航を行ってください。単独の走航は危険です。
3.走行中も周りのことが前提になってます
● PWCも立派な船舶です 海上衝突予防法、港則法にのっとった船舶のルールを守りましょう。 ・他の船舶と行き会った場合 =行き会い船の航法= 2隻の動力船が真向かい、またはほとんど真向かい衝突のおそれがある時は、互いに他の動力船の左舷側を通過できるよう、それぞれ針路を右に転じなればならない。 ・他の船舶を追い越す場合 =追い越し船の航法= 追い越し船は追い越される船舶を完全に追い越し、十分に遠ざかるまでその船舶の進路を避けなければならない。 ・他の船舶が互いに進路を横切る場合 =横切り船の航法= 2隻の動力船が互いに進路を横切る場合において衝突するおそれがあるときは、他の動力船を右舷側に見る動力船は、他の動力船の進路を避けなければならない。この場合、やむを得ない場合以外は、他の動力船の船首を横切ってはならない。
改造は違法になることがあります。 メーカーから出荷した状態から改造をすると、臨時検査が必要な場合があります。特に出力や排気系の改造は、安全や環境を損なうことがありますので、改造は止めましょう。(レース用等の改造は、ルールに従って行ってください。) ● 漁業設備等に注意しよう 定置網や養殖施設のある水域、取水設備等の工作物のある水域では遊ばないようにしましょう。また、漁船や他の船舶の航行を妨げないようにしましょう。
● 走行場所や他の走行者に気を付けて 他のマリンスポーツを楽しんでいる人たちに、ひき波やエンジン音で迷惑をかけたり、危険と感じさせる走行はやめましょう。海水浴場には絶対に乗り入れないようにしましょう。 ウェイクボードなどをけん引するときには、見張りを十分行ない、移動範囲に注意しましょう。

4.PWCの特性も把握して
● 運動特性をよく知ろう! PWCには車のようなブレーキはありません。水の抵抗を利用して停止します。停止点に近づいたらエンジンの回転を落として、惰力をなくすことが必要です。また、PWCには舵がありません。ジェット水流の方向を変えることでPWCの向きが変わります。ジェット水流がなければ、ハンドルを曲げてもPWCの進行方向は変わりません。走行中の運動性は他の船舶と異なり極めて敏捷です。 このようなPWCの特性をよく理解し、他の船舶・PWCとは適当な距離を保ち走行しましょう。
5.水上でのルールを守ろう
● 事故防止を心掛けて 走行前、走行中に水面の状況(障害物の有無など)に注意して走行しましょう。また、乗船の際は定員を厳守しましょう。 ボートライセンスを取得する際に学んだ法規を常に念頭におき、セイフティ走行に努めましょう。 また、都道府県によっては水上安全条例や指導要項を定めているところもありますので、事前に調べて楽しく遊びましょう。
6.次のためにも、まずは整備を・・・
● 次回も楽しく過ごすために いつも良好な状態でPWCを楽しむためには、PWCのバッテリー、エンジン、ガソリン量をチェックし、艇の不調が見つかれば次の機会までに直しておくことで、次回も楽しく過ごせます。できればPWC専門知識をもった販売店等で修理することをお勧めします。また、海等で走行したあとには、真水でPWCを洗うことも大切なことです。
7.みんなで静かにセイフティ走行を・・・
PWCの乗船にあたっては、安全・社会・自然環境の保全については注意し、PWCが社会から親しまれる健全なマリンスポーツとして認知される必要があります。一人一人の気配りと思いやりで、安全で他の人に迷惑をかけない行動をとることにより、愛好者はもちろん乗り場周辺の人々がお互いに楽しい時間を過ごせることでしょう。
---これだけは守りたいPWCのマナー---
◎住宅地付近や人の多い水辺ではなるべく乗らないようにしましょう。また早朝の走行も避けましょう。 ◎出艇前の陸上での空ぶかしは周りの人に迷惑となりますので絶対にやめましょう。 ◎岸辺近くでは、低速航行を心掛け騒音による迷惑をかけないようにしましょう。 ◎複数台で走行すると騒音が一層高くなる傾向にあります。集団での走行時はPWC間の距離を保ち、なるべく低速で走りましょう。 ◎ゴミは必ず持ち帰りましょう。ゲレンデに残したゴミが近隣の住民にとって多大な迷惑になっています。自分で出したゴミは自分で持ち帰り、いつまでも綺麗で気持ちの良いゲレンデ利用を心掛けましょう。 ◎違法駐車や迷惑駐車も近隣の住民や道路利用者に多大な迷惑をかけてしまいます。車は決められた場所に駐車することで、心置きなくPWCを楽しむことができます。 ◎それぞれのゲレンデには使用法や走行に際して利用者自らが話し合い、独自のルールを設定している場合があります。これはいつまでも健全にゲレンデが使えるよう努力して生まれた自主ルールですから、必ず尊重してください。
---美しい海や湖、河川をいつまでも残そう---
◎水道取水口付近での遊走はやめましょう。 ◎淡水域では特に環境に優しいレギュラーガソリンを使用しましょう。 ◎不必要なアイドリングはやめましょう。 ◎燃料やオイルの給油時は禁煙です。また、こぼさないように万全の注意をしましょう。 ◎燃料系の改造を施した艇での走行はやめましょう。
◎船の備え付けの取扱説明書をよく読み、安全に楽しく走航しましょう。
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