一般社団法人 日本マリン事業協会

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PWCの乗り方

 

安全に楽しく乗っていただくために。
*PWCとは、パーソナルウォータークラフト(=水上オートバイ)の略語。 
 

1.PWCを安全に乗っていただくために、以下の事項を必ず守りましょう。

 
 

 ・身体に合った救命胴衣を着用してください。
    乗船者は、JCI(日本小型船舶検査機構)認定の身体に合った救命胴衣(ライフジャケット)を必ず着用してください。


 ・身体を保護できる身体に合った衣服等を着用してください。
    落水による衝撃やジェットノズルの近くで強い噴流による水圧を受けた場合、下半身開口部(膣や肛門)に
  水が入り負傷する恐れがあります。通常の水着では下半身開口部を十分に保護できません。
  身体を保護できる身体に合ったウエットスーツパンツ(ボトム)等を必ず着用してください。
  また、ウエットスーツは体温を保ち体力の消耗も防いでくれます。
  シューズ、手袋、ゴーグル(保護眼鏡)等も合わせて着用しましょう。


 ・操船には特殊小型船舶操縦士免許が必要です。
    操縦免許を持って乗船しましょう。


 ・操船者が落水したときにエンジンが停止するよう緊急エンジン停止用のコードを身体に付けてください。

    このコードがハンドルバー等に絡まないようにしてください。また航走後は子供や他の人が使えないよう、
  コードをPWCから外しましょう。
   *このコードはメーカーによって呼び名や取扱いに違いがあります。各メーカーの取扱い説明書をよく読み
   使用してください。


 ・自分の操船技量をよく知り、無理・無謀な航走はしないようにしましょう。
    自分の操船技量を超えた航走をすると、思い通りに操縦できなかったり、落水や衝突の原因となります。
  急旋回や波等のジャンプは背骨/脊髄の損傷(麻痺)、顔面の損傷、足、くるぶし等の骨折の恐れがあり
  ます。
  ジャンプは行わないでください。


 ・PWCの背後に人がいるときは、スロットルを開けないようにしましょう。

 
 

   エンジンを停止させるか、アイドリング回転数(スピード)にしてください。
  スロットルを開けるとジェットノズルから噴出される水や異物で怪我をする恐れがあります。


 ・ジェットインテークに近づかないようにしましょう。
   エンジン運転中はジェットポンプの吸水口(ジェットインテーク)に近づくと、長い髪、だぶついた衣服、
  救命胴衣の紐等が巻き込まれ、怪我をしたり溺れたりする恐れがあります。


 ・飲酒や薬物の服用後は絶対に乗船しないでください。



2.PWCの事故では重大な衝突事故が多く、次の事項を守り衝突防止に努めましょう。


 ・見張りは怠らないようにしましょう。

 
 

    遊泳者、障害物、周囲の船舶に絶えず注意しましょう。視界が制限されたり、妨げられたりする状況では、特に注意が必要です。

 
  

 ・気を抜かないで航走しましょう。
    遊泳者、障害物、周囲の船舶から回避できる安全な速度や距離を保って航走しましょう。
      ・他のPWCや船舶等の後方を追走しない。
      ・周囲のものに水しぶきがかかるような距離まで近づかない。
      ・急旋回等、周囲の操船者が予測困難な操船は行わない。
      ・浅瀬や暗礁のある水域は避ける。



 ・早め早めの行動をしましょう。
    早めに行動を起こし、衝突防止に努めましょう。PWCも他の船舶同様にブレーキ装置はありません。


 ・障害物を避けるために進路を変更するときは、スロットルを戻さないでください。
    進路を変更するためには、スロットル操作が必要です。航走前には、スロットルとステアリングが
  正しく作動することを常に確認しておきましょう。
 
 
 




3.以下のことも忘れずに。

 ・天 候は前日からチェックしておきましょう。
  水上に出る場合は、天候がどう変化するかを事前に周知しておくことは非常に重要です。思いもよらず波風 が強く
 なったり視界が悪くなることもあります。安全に楽しく遊ぶ為にも、前日や当日の朝出発するまでに、テレビ、
 ラジオ、インターネットや新聞などで天候の確認をしましょう。


 ・乗船前点検を忘れずに。
    乗船前点検は、事故や故障を防止するうえで重要なことです。必ず実施しましょう。
  エンジンルームの換気を兼ねたエンジンルーム内の点検など、各メーカーの取扱い説明書には詳しく記載
  されていますので、それらの内容を確認しながら点検を実施しましょう。
 
 



 ・単独行動は止めましょう。
    PWCは転倒することが前提の乗り物です。また一般船舶のように無線等の設備もありませんので、直ぐに
  何かが起きた場合に知らせることができるよう、他船や他のPWC等から目の届く範囲で乗りましょう。
  万一に備えて携帯電話(防水対応)を持参するとともに118番通報を覚えておきましょう。



 ・同乗者を乗せる時は。
    PWCの種類によっては2名、3名、4名乗りと複数名が乗船出来ますが、総重量が最大積載重量を越えないことと、同乗者を乗せた操船はより高度な技量が必要となりますので、一人での操船に十分に慣れるまでは同乗者を乗せないようにしましょう。
同乗者には必ず前の人または取扱説明書に記載されている部位にしっかりつかまるよう指示しましょう。
また、操船者の前に同乗者を乗せてはいけません。


 ・次回も楽しく乗るために。
    いつも良好な状態でPWCを楽しむためには、乗船後の点検整備もきちんと行い、不具合が見つかれば次の機会までに
  直しておくことで、次回も楽しく過ごせます。不具合内容によっては販売店での修理が必要なものもあります。
 

 ・PWC損害賠償保険に加入しましょう。



4.法規、地域条例や規則を必ず守りましょう。


 ・PWCも立派な船舶であり動力船です。船舶のルールを守らなければいけません。


 ・動力船が避けなければいけない船舶
    動力船であるPWCは、次の船舶の進路を避けなければいけません。
   ①運転不自由船、②操縦性能制限船、③漁ろうに従事している船舶、④帆船(エンジンが付いていても帆のみで航行し
  ている時は該当します。)



 ・他の動力船間の航法
    真向かい、またはほとんど真向かい時は、互いの針路を右に転じなければならない。
   横切り時は、相手の動力船を右舷に見るは相手船の進路を避けなければならない。
 
 

   追い越し時は、追い越す動力船を完全に追い越し、十分に離れるまで追い越した動力船の進路を避けなければならない。

 

 

                                                            

 

 ・条例や各地域ゲレンデで定められているルール
    各地方自治体で定める独自の条例や各地域のゲレンデで定められている規則等も法律と同じように守ら
  なければなりません。航行する水域のルールは、あらかじめ調べておきましょう。


 ・夜間航走はできません



5.セイフティーライディングに心掛けマナーを守りましょう。

   PWCの乗船にあたっては、安全はもとより社会・自然環境の保全についても十分な認識と注意を払い、PWCが社会から親しま
  れる健全なマリンスポーツとして認知される必要があります。一人一人の気配りと思いやりで、安全で他の人に迷惑をかけな
  い行動をとることにより、愛好者はもちろん乗り場周辺の人々がお互いに楽しい時間を過ごせることでしょう。

  **** これだけは守りたいPWCのマナー ****

  ◎住宅地付近や人の多い水辺ではなるべく乗らないようにしましょう。また、早朝の航走も避けましょう。
  ◎陸上での空ぶかしは周りの人の迷惑となりますので、始動時の空ぶかしはしないようにしましょう。陸揚げ時の排水も必要最小限にとどめましょう。
  ◎岸辺近くでは、低速走行に心掛け騒音、引き波等による迷惑をかけないようにしましょう。
  ◎集団で走行すると騒音が一層高くなる傾向にあります。単独行動は避けなければいけませんが、集団での走行時はPWC間の距離を取るようにしましょう。
  ◎ゴミは必ず持ち帰りましょう。ゲレンデに残したゴミが近隣の住民にとって多大な迷惑になっています。自分で出したゴミは自分で持ち帰り、
   いつまでも綺麗で気持ちの良いゲレンデ利用を心掛けましょう。
  ◎違法駐車や迷惑駐車も近隣の住民や道路利用者に多大な迷惑をかけてしまいます。車は決められた場所に駐車することで、
   心置きなくPWCを楽しむことができます。
  ◎それぞれのゲレンデには使用法や走行に際して利用者自らが話し合い、独自のルールを設定している場合があります。
   これはいつまでも健全にゲレンデが使えるよう努力して生まれた自主ルールですから、必ず尊重してください。
  ◎各メーカー指定のガソリンを使用しましょう。また水道水取り入れ口付近での遊走は止めましょう。
  ◎不必要なアイドリング状態の保持は止めましょう。
  ◎燃料やオイルの給油は、溢さないよう万全の注意をしましょう。給油時の禁煙は当たりまえのことです。
  ◎悪質な改造を施したPWCでの航走は止めましょう。


PWCに備え付けの取扱説明書をよく読み、安全に楽しく乗りましょう

 

 
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