当会は1970年に運輸省(現・国土交通省)より公益法人として認可を受けた社団法人日本舟艇工業会を前身とし、マリンレジャーの普及振興、安全啓発、環境対応等に取り組みながら発展してまいりました。
2013年には一般社団法人日本マリン事業協会として新たなスタートを切り、今日に至るまでその活動を継続しております。
現在のマリン業界を取り巻く環境は、少子高齢化に伴う人口構造の変化や、価値観の多様化、さらには原材料価格や諸コストの上昇など、長期にわたり厳しい状況が続いております。 しかしながら、そのような時代だからこそ、海で過ごす時間や自然とのふれあい、家族や仲間と共有する非日常の体験といった、マリンレジャーならではの「価値」が、これまで以上に求められていると強く感じております。このような認識のもと、当協会におきましても、これからの時代を見据えた新たな指針として「マリン中期ビジョン」の策定に着手しております。単に市場の維持を目指すのではなく、マリンレジャーの価値そのものを高め、次世代へ着実に引き継いでいくことを使命として、具体的な施策の検討を進めてまいります。また、マリンレジャーは、人々に自然と直接触れ合う機会を提供し、健康増進や仲間との交流など、日常生活では得難い豊かな体験をもたらすものです。こうした魅力をより多くの方々に届けるため、当協会としても引き続き普及活動と環境づくりに積極的に取り組んでまいります。幸いにもマリン業界には、海や船を愛し、「より多くの人にその魅力を伝えたい」という想いを共有する多くの仲間が大変多く存在します。こうした皆様と力を合わせながら、業界の可能性をさらに広げ、「これからが楽しみな業界」であると感じていただける環境づくりを進めてまいります。
今後、業界の持続的な発展を実現していくためには、従来の枠にとらわれない発想と挑戦が不可欠です。会員の皆様をはじめ、関係各位のご支援とご協力をいただきながら、新たな価値創造に取り組んでまいります。微力ではございますが、業界発展のため全力で務めてまいりますので、今後とも当協会に対し一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。